起業・独立開業に役立つ人脈作り、基本となる3パターン
起業、独立開業を志すのなら、人脈を作っていくことも大切になります。自分のやる気を引き出してくれる人、困った時に適切なアドバイスをしてくれる人がいるというのは、いざという時に心強いものです。また、自分とは異なる価値観の人たちと交流をすることで、思わぬビジネスアイデアが生まれたりすることもあったりします。こういった人脈は、できれば起業、独立開業の前からしっかりと作っておきたいもの。今回は起業、独立開業のための人脈作りの基本的な方法についてご紹介します。
どんな風に人脈を作っていくのか?
会社員というのはサラリーマン的な発想をしがちで、リスクを避ける傾向があります。そのため、起業家としての発想でとりあえず行動してみるというフットワークの軽さは持ちあわせてなかったりするものです。まず初めの一歩としては、働く会社の同僚以外の人たちとも付き合うようにして、新しい価値観、発想力や行動力のある人たちと徐々に交流を深めていくようにするのがお勧めです。
【1】異業種交流会・起業セミナー・事業説明会
既に起業、独立開業した人たちが多く集まるのが異業種交流会で、近年は様々なところで主催して行われています。異業種の人と交流することで、自分のビジネスのチャンスにつながる話が生まれたり、新しいアイデアや発想を思いつくこともあったりします。また、起業セミナーにはこれから起業しようと準備している志の高い人たちが数多く集まってきます。そのような人たちと交流していくことで、自らのモチベーションを高めることもできます。
【2】ソーシャルメディアなどの交流サイト
近年はブログやツイッター、SNSなども発達したため、インターネットを通じてビジネスに関する情報発信、コミュニケーションが気軽に行えるようになりました。そのため、これらのソーシャルメディアを積極的に利用して、人脈を拡げることもできるようになっています。もちろんインターネットを通じての交流はきっかけの1つでしかないので、できれば実際に会って、交流を深める方が本音で語れる仲間を増やすことにもつながっていくでしょう。
【3】業界団体・地域の経済団体・商工会議所など
自分が起業して参入しようとしている業界団体に加入すれば、横のつながりを作ることもできて、業界の実情や一般では知る事ができない深い情報を入手することもできたりします。また、商工会議所、中小企業家同友会、青年会議所、商工会議所など、地域の経済団体に加入をして、地場の人脈を作ることもできます。地域密着型のビジネスで起業、独立開業を目指すのであれば、お勧めの人脈作りの方法とも言えます。
ただ名刺交換をするだけでは意味がない
色々な所へ出かけ、多くの人と出会えば、数多くの名刺交換の機会もあるでしょう。ですが、数多くの名刺を集めることが多くの人脈を作ることでは決してありません。いかにお互いのビジネスに役立つ関係を作れるか、自分だけが得をしようという考えではなく、お互いにwin-winになる形で情報交換をし、交流をしていく姿勢が大切です。また、そこから実際にお金儲けにもつなげていくことができなければ、本当の意味での人脈作りとは言えませんので、勘違いをしないように、気をつけて交流を深めていくようにしましょう。
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