マッサージ関連ビジネス、独立開業で気をつけたいこと
鍼灸から整体、アロママッサージ店と近年は様々な治療院が存在しています。これらの一部は国家資格を有することでその技術を身につけていき、独立開業へのチャンスが切り開けること、また少ない資金でも開業できることから独立開業希望者の注目も集めています。今回はそんなマッサージ関連ビジネスで独立開業を目指す場合の注意点についてご紹介していきたいと思います。
繁盛店で経営ノウハウを学ぶのも、独立開業の近道
まずマッサージ店を開業するためには資格を取得してその技術をマスターする必要があります。専門の学校を卒業したら、しばらくはどこかのマッサージ店で実績を積むのがいいでしょう。またマッサージの腕前だけではなく、接客技術や、お客様1人1人に合った施術の仕方を身につけていくことで、自身のスキルアップはもちろん、独立した際にもレベルの高いお店に育てていくことができます。さらに繁盛店に就職することで経営ノウハウや、お店全体に活気を得る方法など様々な視点から独立開業の勉強をすることに繋がるはずです。
独立開業に向けた調査と計画は綿密に
ただ漠然と開業したい、と思い描いているだけでは開業することはできません。やはり具体的に、どのようなお店にしたいのか、どのようなサービスを提供するのか、ターゲットとしている顧客層、立地条件、価格帯などの方向性を決めておくことが大切です。そして差別化を図れる内容をどこに置くのか、近隣のライバル店の有無も入念に調査、計画しておく方が良いでしょう。
自宅開業やマンション開業にはメリット、デメリットも
資金を最低限に抑えたいという場合には、自宅開業やマンションの1室を借り切って、店舗にするのも良い方法ではあります。しかしこういった開業の注意点は、ベッドの数が限られてしまうこと、マンションでは看板を表に出すことができないなどのデメリットにも注意が必要です。スペースが制限されてしまうため、従業員を複数雇用しての経営が難しくなる可能性もあります。それと比較して1階店舗などの場合は、看板も出せることから、ある程度の注目や集客を見込める可能性は高くなります。
独立開業して着実に生計を立てていきたいという考えであるならば、初めはマンションの1室から開業をして、余裕ができた段階で規模を広げて1階の店舗に移るのも1つの手段でしょう。また、繁華街で開業する場合には2階の店舗、郊外住宅地での開業ならば1階店舗が家賃と集客数のバランスが一致した立地条件とも言われています。
(寄稿者:nonnoさん)
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